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68.好きはあとから見えてくる

2026/03/09

 

こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です。

「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための

自炊をお伝えしています。

 

小さい頃から、ごはんと言えば白米でした。

家でも給食でも外食でもごはんは白米だったし

 

麦入りとか雑穀入りとか、時々は食べてたけど

基本は白米というのが普通だったと思います。

 

ごはんがあることも

それが白米であることも私には当たり前すぎて、

 

例えば、ハンバーグは好きか嫌いか、

鮭の塩焼きは好きか嫌いか考えることはあっても

 

ごはんが好きか嫌いかを考えることなんて

なかった気がします。

 

 

しかし、そんな私のごはんの概念が

大きくアップデートされる出来事がありました。

 

それはマクロビオティックスクールの料理実習で、

はじめて玄米を炊いたときのこと。

 

圧力鍋という慣れない道具にびくびくし、

初めて扱う玄米にドキドキしながら、

ひとつひとつ手順を確認して炊いたごはん!

 

それを一口食べたとき、衝撃が走りました。

「なんだこの美味しさは!!!」

 

やわらかくてもっちりして、

噛めば噛むほど甘さが広がる。

白米とは比べものにならない旨味があって、

もはや、おかずがなくてもいいぐらい。

 

満たされ感が半端ないではないかと、

めちゃくちゃ驚いたのです。

 

正直、玄米を炊いてる時は

 

炊飯器だったら簡単に炊けるのに

わざわざ圧力鍋を使う必要あるのか?とか

 

玄米が健康にいいのはわかるけど

美味しくないという人もいるからどうなの?と

 

やらない、やりたくない言い訳が

アタマの中にはいろいろ浮かんでいました。

 

しかし、一口食べてそれらはすべて吹き飛んで、

玄米ごはん以外の選択肢はないと

すっかり虜になっていたのだから笑ってしまう。

 

その日の帰り道に圧力鍋と玄米を購入して、

私の玄米ライフはスタートしたのです。

 

 

その体験は、私にとって、

「美味しい玄米ごはんに出会った」という

単なる出来事ではありませんでした。

 

それまでずっと目の前にあり、

あたり前のように食べていたごはん(お米)に

はじめて意識が向いた瞬間です。

 

白米を食べていたときには気づかなかった

「ごはんって美味しい」という率直な気持ちと

 

毎日、ごはんを食べていたのに、

どうしてこの美味しさを知らずに

ここまできたのか不思議な気持ちになりました。

 

 

それ以来、とにかくごはんが美味しいので

玄米を炊くことが楽しくて仕方がない。

 

最初は圧力鍋だけだったけど

そのうち、土鍋や炊飯器などで炊いて

道具による違いを知るようになり、

 

最初は手に入れやすいお米を買ってたけど

そのうち、お米の銘柄や産地を変えると

味が変わることを知るようになり、

(おかげで自分好みのブランドを見つけた)

 

最初はレシピ通りに炊いていたけど

そのうち、水の量や浸水時間、

火加減や炊飯時間を変えると

やわらかさや食べやすさに

違いがでることを知るようになり、

 

美味しい玄米ごはんの炊き方を求めて

日本全国、様々な料理教室に足を運び、

まさに夢中でのめり込んでいまに至ります。

 

 

たぶんですが、

私は誰かに、玄米ごはんって美味しいよ!

カラダにもいいんだよ!と教えてもらっても

ここまで気持ちは動かなかったと思います。

 

だけど、自分のカラダで体験したら

「あ、これは好き」とわかったし、

それまでこうだと思っていた印象が

がらりと変わりました。

 

玄米ごはんに限らず、

こういう経験ありませんか?


それまで素通りしていたことが

何かのきっかけですごく好きになったり、

ハマってしまうこと。

 

料理教室で教えている立場上、

これやったらいいよ、とか

こうしたらいいんじゃない、と

アドバイスや提案をする機会があるけれど

 

「私って●●だからできません」

「それはちょっと興味がわかないので」

「私には向いてないと思います」と

 

条件反射のように答える人がいます。

 

もちろん、本人がそう感じるのなら

そうなのかもしれない。

だけど、その固定概念を外して、

もう一歩だけ、踏み込んでみたらどうかなと

思うことがあります。

 

新しいこととの出会いが

自分を知るきっかけになる。

 

私にとっての玄米ごはんがそうだったように、

あなたにもそんな出来事が

たくさんやってきていることを

覚えておいてもらえたら嬉しいです。