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第4章:思考から感覚へ「28.「今ここ」に戻ってくる」

2026/05/05

 

こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です

「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための

自炊をお伝えしています。

 

若いころによく読んでいた

大好きな作家、吉本ばななさんが

 

数年前、

「「違うこと」をしないこと」

というエッセイ本を書いてらっしゃいます。

(とても可愛い装丁です♡)

 

https://amzn.asia/d/izUIGeC

 

「違うこと」とは

その人の生き方の中で

今ここでするべきではないことと定義されていて

 

本来の自分を生きるには

違うことをしないことが大切と書かれています。


 

当時

やりたいことも、やらなければならないことも

たくさんあって(あると思っていて)


カラダがひとつじゃ回らないけど

どうしたらいいの?と焦燥感に苛まれていた私に

その言葉はとても響きました。

 

あれもこれもやろうとしていたけど

もしかしたら私たち人間は

そんなに器用にできていない。

 

だから、いまやるべきことを見極めて

そこに全力投球する。

 

マルチタスクで効率化を求めるよりも

ひとつのことに丁寧に向き合う。

 

たとえそれが、嫌なことであっても、

いまやるべきことをやる。

(やるべきことと違うことをしない。逃げない。)

 

そういう意味だと受け取りました。

 

自炊をしていると

人参を茹ですぎた、魚を焦がしてしまった

炊飯器の電源を入れ忘れたなんてこと

誰にでもあると思います。

 

それは、もしかしたら

メールをチェックしていてタイミングを逃したり

ネットフリックスのドラマに夢中で

匂いの変化に気づかなかったり

何かを同時進行していたとき。


もしくは
料理をやりたくないと逃避行気味で

意識が料理から

離れてしまっていたからではないでしょうか。

 

できるなら

台所に立つときは

「いま」でなくてもいいことはやめてみる。

 

そして「いま」やることだけをやってみる。

 

するとそこには丁寧さと集中がうまれます。

 

唐揚げを丁寧に揚げたら油跳ねが減った、とか

野菜を切ることに集中したら

スピードがあがった、とか

 

目の前のことにただ戻ってきただけなのに

アタマで考えていた時短や効率化とは違うかたちで

料理も気持ちも整っていく。


そんな瞬間に出会える気がします。