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第5章:自分への信頼を育てる「35.自分に任せてみる」

2026/05/08

 

こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です

「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための

自炊をお伝えしています。

 

料理教室では

レシピをお配りして

それをもとに作り方をお伝えすることが多いのですが

 

その中でよくある質問が

「このレシピ、他にどんな食材で作れますか?」 

「このレシピのごぼうを

 別の野菜に変えるとしたら何がいいですか?」

というものです。

 

せっかくだったら、レシピを上手く使い回したい。

何通りにも活用できたらいいな、と

積極的に質問してくださるのは本当に嬉しいです。

 

こちらとしても

できるだけ参考になるように

 

豚バラ肉を鶏ミンチに変えると

あっさり仕上がりますよーとか

 

鯖缶やツナ缶だと

より簡単になりますねーとか

 

ごぼうがないときは

同じ根菜の蓮根を使うと

違った食感を楽しめますよーとか

 

大根に変えたら

生のまま使えてラクですねーとか

お伝えするのですが

 

そこはやはり、そのまま食材をスライドしただけで

上手くいくかというと

若干の修正は必要になってきます。


ご質問をくださる方は

自分には料理の知識がないから

(先生のようなプロじゃないから)

 

そういうことが(自由に食材を組み替えることが)

できないとおっしゃいます。

 

確かに、私のほうが知識と経験の引き出しは

少しだけ多いこともあるかもしれません。

 

ですが

料理の作り方も、野菜の種類も

組み合わせ方は無限にあります。

 

ある程度のパターンに分類しても

ひとつひとつを知識として覚えるのは大変なこと。

 

私も含め、

いわゆる料理研究家や料理上手な人たちは

覚えようとはしていないはずです。

 

じゃあ、どうしているのか?

知識ではなく自分の感覚を使っています!

 

 

例えば

野菜を切るときの感覚で

この野菜は固いのか柔らかいのか

水分は多いのか少ないのかある程度の予測がつく。

 

炒めると水分がたくさんでたから

煮物にしたほうがいい気がすると、方向転換したり

 

炒めて水分がでて味が薄まってしまうから

いつもより醤油を多めに入れようと、判断したり。

 

そして、その感覚を使うために大切なのは

知識ではなく、経験や行動からの学びです。

失敗からの気づきです。


私のおすすめは、

手にいれたレシピをまずは10回作ってみること。

食材も調味料も作り方も変えずに。

 

そうすると、カラダが作り方を覚えます。

レシピを見なくても作れるようになります。


何をどれぐらい入れたらどんな味になるか

火加減が違ったらどう変わるのか
わかるようになります。

そうやって蓄積された経験に
新しい知識をプラスしたときはじめて活きてくる。
  

だけど、

自分でやってみる前に

「どうしたらいいですか?」と

知識や答えだけを求めていると

 

いつまでたっても誰かの知識をあてにして

その意見を参考にするだけで先にすすめない。

 

だから、

正解じゃなくてもいいし外れてもいい前提で

一旦、自分で考えてやってみる。

自分の答えに任せてみる。

 

大根を白菜に変えて美味しくならなかったとしても

人生の分岐点で求められる選択や

職場の決断ほど重いものじゃない。

 

今夜食べるものが

少しだけ情けない状態になるかもしれないけど

人生そのものは大変なことにはなりません。

 

レシピやネットの情報ではなく

目の前の事象から答えを探すクセをつけると

料理の輪郭がみえてきます。

 

なにより、「自分の経験」をもとに

次に活かせる貴重なエビデンスを

手に入れることができます。

 

今日の失敗が明日の成功につながっていくのが

自炊のいいところ。

 

おうちの台所で少しずつ

自分で考えてやってみる感覚を養ってみませんか。