こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です。
「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための
自炊をお伝えしています。
「幸せですか?」と問われたとき
私は「めちゃくちゃ幸せ」と即答します。
実際、毎日、そう感じているし、
不幸のかけらはどこにも見つからない。
だけど、同じ質問を生徒さんにすると
「幸せです」と即答する人は、とても少ないです。
私の料理教室に来てくださる方は
世間一般的にみて幸せレベルは高いはず。
仕事があって、もしくは家庭があって、
生活水準も悪くない。
お洒落に気を配り、
綺麗なネイルやメイクを楽しんだり、
健康や体形を気にする余裕もあります。
だけど、
「もっとお金があったら」
「もっと料理が上手くなったら」
「もっと子どもの成績がよかったら」
幸せなんですけどね~と、なぜか条件がつきます。
日本人は
「幸せです!」とストレートに言うことに
照れや遠慮、抵抗があるのかもしれません。
だとしても、もったいないなあと思います。
なぜなら、その“条件つきの幸せ”は
すべて外側の基準でできているからです。

お金があるかどうかの判断はとても主観的です。
年収300万円で十分あると思う人と
年収3000万円でも足りないと思う人がいる。
子どもの成績の良し悪しが
幸せの基準になるかどうかも曖昧です。
自分の幸せと直結していると思う人と
何の関係もないと思う人がいる。
それらは、捉え方次第で真逆になることもあるし、
考え方ひとつで基準は変わるものです。
そうやって外的要因に左右されるものに
幸せをゆだねていたら
それらが根底から崩れたとき
幸せも一緒に儚く砕け散ってしまいます。
だけど、幸せの基準があなたの内側にあり、
その決定権があなた自身にあるとしたら
あなたが生きている限り、
幸せはなくなることはないし、
ずっと生み出し続けることができます。

私は、自炊の中に、
自分を幸せにする基準が揃っていると思います。
自分で料理をして
それを美味しく食べるから幸せになれるという
表面的なことではなく
(それも大事だけど)
自炊をすると、
自分の好きと嫌いに正直になって、
自分の快適と不快を繊細に感じとれて、
自分のできるとできないを区別できるようになる
といった副産物がたくさんうまれます。
同時に、自炊をすると
自分を喜ばせるものが作れて
自分を満腹にさせてあげられて
自分もやればできると認められるようになる
といった自己肯定感が増していきます。
それこそが、本当の幸せにつながる内的要因です。
他者に影響されることのない幸せの基準は
何があってもゆるがない。
いま、世界情勢は決して平穏ではないし、
いつ燃料や食料の輸入が止まってもおかしくない。
お金があっても限られたものしか手に入らない
そんな時代が来るかもしれません。
そうなったとき
「こんなものしかないのか!」と
焦ったり怒ったり、自ら不幸になる道を選ぶより
目の前にあるものに感謝して、
それを最大限活かすマインドで
自ら幸せを作れたほうが健全です。

「幸せです!」と即答できない人の中には
他の人と比べて
平均収入を稼いでいない私は幸せじゃない、とか
隣の家の旦那さんはゴミ出ししてくれるのに
うちの旦那はしてくれないから幸せじゃない、と
基準を比較の中に置いている人もいるでしょう。
だけど、幸せかどうかを決めるのはあなた自身です。
いまは信じられなくても
それを知っているだけで
あなたの選択も行動も、幸せに向かい始める。
それこそが、自炊がもたらす本当の幸せです。
そしてその感覚は、
「わたしを生きる」ことへとつながっていきます。