こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です。
「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための
自炊をお伝えしています。
時間がない、
足りないと感じている人は多いし、
忙しい現代において、それは事実だと思います。
と同時に、私たちは
自分で時間を作ることができるとも思います。
信じられないかもしれないけど、
時間は捉え方次第で
いくらでも伸びたり縮んだりする。
もちろん
物理的に時間が足りないことは
いくらでもあります。
30分後に出掛ける予定があるのに
焼き上がるまで40分以上かかる
ケーキを作ることは難しいし
70歳の人が
いきなり7歳になることもできない。
けれど
私たちが日常生活の中で感じる
「時間がない」という感覚は
もっと主観的でばらつきのあるもの。
その人の考え方や場面によって、
変化していく気がしませんか。
だとしたら
時間を味方につけて
余白をうみだす錬金術のような方法が
あるのかもしれません。

私は
自炊をするとき
ひとつ心がけていることがあります。
それは出来上がりの時間を決めてから
始めるというものです。
例えば
一時間後には「いただきます」が
できるようにする、とか
30分で2品作る、とか
最初に時間を設定します。
その日の状況にあわせて
時間がない時は短めに設定し、
その間にできることをやる。
おかずをたくさん食べたい時や
明日は休みだからゆっくりできる日は
少し長めに設定して
そこにあわせて段取りを組んでいく。
忙しいからできるだけ早く、
できるだけ簡単にと
自分を急かして
時間を短縮することに
フォーカスする方法もあるけれど
それでは
どんどん自分を追い詰めてしまうし
イライラバタバタしてしまう。
反対に、
ゴールを決めてからはじめると
不思議とその通りに仕上がります。
設定した時間の中にいる間は
自分で自分を追い立てたりしないので
ココロに余裕が生まれるからでしょうか。
とはいえ、
決められた時間の中で仕上げるには
いつも以上に計画的に
やることやらないといけないので
ラクができるとか
手抜きができるわけではありません。
ただ、時間は容赦なく流れていくもので
自分ではどうにもできないと
諦めるのではなく
時間はコントロールできるからと
自分で主導権を握ることで
自然と逆算思考になるのだと感じます。

これは、自炊だけでなく
仕事をするとき
今日は何時に必ず終了すると
決めてから始めたら
それまで精一杯働いて
ぴったりその時間に帰れるようになる。
飲み会に行くとき
今日は何時まで思う存分楽しもうと
決めてから参加したら
それまで食べて飲んで笑って
ぴったりその時間におひらきにできる。
みたいな感じで
すべてに使える考え方だと思います。
誰もが同じ24時間を生きているのに
日々の暮らしに余裕がある人は
普通の人より
時間がたっぷりあるわけでも
何でも器用にできるからでもない。
特別な時短術ややりくりする方法を
持っているのではなく
時間を意識的に使っているだけです。
だからあなたも
まずは、今夜のごはん作りから
ゴールを決めて始めてみませんか。
ネットサーフィンで
レシピを探し続けていた時間も
何を買おうか決まらず、
スーパーをうろうろしていた時間も
少しずつ収まるようになっていきます。
自炊は
時間に追われる場所ではなく
時間を取り戻す場所になる。
暮らしに余白は
そうやって生まれていくのだと思います。