こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です
「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための
自炊をお伝えしています。
大人になると
初めてのことが億劫だなと感じること
ありませんか?
億劫というか
新しいことをやるのは
大変だろうなと想像がつくので
気が重いなー
できたら避けたいなーという気持ち。
いま居る場所は快適だし
いまやっていることも
それなりにちゃんとやれている。
ストレスや不安もなくて
そこでの評価や信頼は
自分の支えにもなっている。
だから
そこから出るのは緊張するし、
上手くできなかったらどうしようと
身構えてしまうのもわかります。
できない自分に出会うのは、
誰だって怖いですから。
それはもしかしたら
毎日の自炊や料理にも
あてはまるかもしれません。

料理教室に来てくださる方に
どうして料理を習おうと
思われたのですか?と尋ねると
かなりの確率で
「料理がマンネリ化しているから」
「レパートリーが少ないから」
レシピのバリエーションを増やしたい
と答えがかえってきます。
炒め方がわからない
大根の切り方を知りたい、
といった技術的な習得よりも
新規開拓がしたい。
毎日の献立を考えるのが苦痛で
悩まなくていいようになりたいから
いつもと違う味つけ、斬新な作り方、
新しい発想を求めている方が
多いのだと思います。
しかしながら、
調味料の使い方、食材の組み合わせ、
これまでとは違うやり方を学んでも
レパートリーが広がる人と
何年経っても悩みがなくならない人に
分かれていきます。
料理教室に限らず
レシピサイトや動画などで
いまは、いくらでも
斬新で目新しい料理の作り方が
手に入るはずなのに
この悩みがなくならないのが
ずっと不思議だったのですが
つまりは
どんな知識も情報も
手に入れただけでは宝の持ち腐れで
それをもとに
自分で体験しなければ
ものにできない
ということなのだと思います。
なぜなら
こんな風にできるよ?
この組み合わせでやってみたらどう?
と言っても
やらない人がほとんどだから。
料理教室では
美味しくできることがわかってるので
新しい組み合わせや味つけも
楽しいけど
いざ、自宅で
自分ひとりで作るとなったら
美味しくできなかったらいやだから
食べられなかったら困るから
いつもと違うことはできないから、と
結局、やらない選択をしてしまう。
「はじめてのことが億劫」
「いつもと同じが快適」
「できない自分に出会うのはいや」
「負荷をかけてまでやりたくない」と
無意識にチャレンジすることから
距離をおいているからかもしれません。
それは
無難に安全に生きるための
大切なブレーキだけど
効きすぎると
退屈でつまらない毎日になりかねない。
せめてもの
今夜のごはんで
たまには脱マンネリ!するのもありだし、
小さな刺激や変化を求めて
失敗してみてもいいと思う。
そうやって
「できない自分」を知って、受け入れて、
落ち込んだり笑ったりしながら
それでも自分の生活は
静かに続いていくことに
安堵するはずです。