自炊、楽しんでますか?
人生が大逆転する自炊の法則をお伝えしている自炊コーチの藤本裕子です。
本日は「誰もが美味しいと感じるごはん」について書いてみました。
せっかく自炊するなら
美味しいごはんを作りたいと思うのは当たり前のです。
自分が食べても家族や友人が食べても美味しいごはん♡
そんなごはんが作れたら、嬉しいし、かけた時間や労力が報われます。
だけど、「美味しいごはん」の定義はとても曖昧ですよね。
人に個性があるように、美味しいと感じる味覚も違います。
その違いは、生まれてから何百回、何千回と食べてきた家庭の味によるものだったり、
住んでいる地域や土地、体質によって積み上げられてきたものが影響していて、
自分はめっちゃ美味しい!と思ったものが
他の人にはそうじゃないなんてことはめずらしくありません。
美味しいと評判のお店の評価が人によってわかれるのもそのためです。
誰もが美味しいと感じる味を作るのは実はとても難しいことです。
じゃあ、美味しいごはんを作ることをあきらめるのか?というとそうではありません。
定番レシピといわれるものは多くの人が美味しいと感じる味つけになっています。
さらに、いわゆる自炊(お家で食べるごはん)は、
自分が食べるものを作るので
まずは、自分が美味しいと感じる味を追及すれば問題ありません。
家族のために作る場合も、相手の好みを知り、試行錯誤しながら寄せていくことができます。
ただ、わざわざそんなことするのは面倒だーーーという方は、次の方法を試してみてください。
私が見つけた誰もが美味しいと感じるごはん、それは「自然の味」です。
例えば、炊き立てのごはんはそのままが一番美味しいです。
新鮮な魚は生でも焼いても煮ても美味しいです。
採れたての野菜は塩だけで美味しいです。
そんな体験、あなたも身に覚えはありませんか?
それこそが自然の味です。
料理教室でシンプルなごはんをお伝えする中で、
自然そのものの味が美味しいという感覚は、
老若男女、国境を越えて共通すると感じるようになりました。
何かを足して美味しいものを作るより、
何も足さなくても美味しいのなら、ラクで簡単、ちょっと肩の荷がおりませんか。
いろんな調味料を使って味をつける(プラスする)ことが料理だと考えている方も多いですが、
本来、食べものは自然そのままで十分に美味しいです。
美味しい料理がわからなくなったときは、足していくより引いていく。
自然な味に一番近いのはどういう状態かを考えてみると
美味しいごはんの答えが、おのずと見えてくると思います。